どうもこんにちは。
パパ主任研究員でございます。
珍しく遠方への出張があり、ビジネスマンのように新幹線の車内でタイピングをしております。
やっている作業がまさかのブログ記事作成だなんて誰が想像するでしょう。
Surface最高。
さて、そんなことはどうでもいいんですよ奥さん。
人生において一つの大事な場面がやってまいりました。
昇格試験のお時間です。
昇格試験を受けます
ついにこの時がきました。
いやぁ受験資格を得るまでが非常に長かった。
中途入社の宿命で、新卒入社組に比べて受験資格をもらうまでに時間がかかる。
入社8年でようやく到達。
正直、そこの仕組みにも結構不満があるけど、この際そこは水に流そう。
勝負の時。
震えるね。
昇格内容
ここで昇格内容をご紹介しておきましょう。
今回の昇格は管理職ではなく、管理職の一歩手前のランク。
実はここが一番おいしくて、基本給はそこそこ良く残業代は出る。
部下を持つわけではなく、仕事内容は今までと特に変わらない。
そう、ただ単に給料が上がる!
年収にして100万円以上のUP。
ただ試験に受かるだけでこの差はデカい。
これは是が非でも取りたいところッス!
オスッ!!
審査内容
今回の審査内容は、アピールシートと呼ばれるA4用紙1枚と部長級以上5人との面接。
面接は最初にプレゼンがあり、その後質疑応答という形式になっている。
プレゼン内容はこれまでの『経歴・業績』と『課題と対策』。
『課題と対策』については自由にテーマを決めていいことになっている。
アピールシートは形式上提出しているけど、大事なのは面接。
ここをいかに切り抜けるかが合否のポイントだと言われている。らしい。
あと例年重要だと言われているのが、TOEICの点数。
うちの会社は500点以上じゃないと管理職になれない。
今回俺が受けるポジションでは500点取れてなくてもいいが、選考の基準に入ることは間違いない。
ワタクシのTOEIC最高点は、2月に奇跡的にたたき出した660点。
技術系社員の中では(なぜか)トップだ。
ここは有利ではある。
ってか有利にしてくれ。
試験対策
それでは、裏リーマン流の試験対策について説明していこう。
これから試験を受ける人たちは参考にして。
あと、就活生にも役立つかな?
立たないか。
いや、一部は役立つはず。
受かってもないやつが言うなとかは言うな。
アピールに遠慮はいらない
まず日本人全員に言っておくけど、アピールに遠慮はいらない。
あることないこと言いまくってアピールしないと。
ないこと言っちゃダメだけど。
・・・
いや、ダメとも言い切れないな。
要は、評価員の部長連中に『コイツ嘘ついてんな』ってバレなきゃいいわけ。
普段一緒に仕事をしているだけに、あんまりやりすぎると普通にバレる。
かと言って、時間制限がある中で細かい嘘ついて細かいアピールしても意味ない。
その辺のバランス感覚は非常に重要。
ま、結局は常に頑張ってきた人が有利なのは変わりない。
部長級はバカじゃないから。
見透かされたら終わり。
実際にやってきたことは120%くらいに誇張してアピールしちゃおう。
本当は後輩が実務をやったことだって、管理・アドバイスしてたんだったら自分の成果にしちゃってもいい。
客先から感謝されたか分かんなくても感謝されたことにしちゃえばいい。
つじつまが合っていてバレないこと。
それだけは絶対に守る。
未来が大事
一つ重要なのは、過去よりも未来が大事ってこと。
過去にいろんなことをやってきていると思うけど、時間を割いて説明すべきところはそこじゃない。
業績は、項目並べればその人にどんな能力があるかはだいたい理解してもらえる。
評価員は同じ会社の人だから。
重要なのは、自分が今後どんなことが出来る人間なのかを分かってもらうこと。
『コイツ使いたいな』と思わせたら勝ち。
過去にすがらず、未来で勝負。
カッコいい・・・。
過去にすごい業績を上げられたなら、未来にもすごい業績を上げられるはず。
まぐれ当たりの過去業績を評価するわけないでしょって話。
面接対策
まず、面接の最初のパートであるプレゼンについて。
これはもう練習あるのみ。
とにかく練習する。
言いたいことが全部言えて、言わなくていいことは言わないように。
それが確実にできるまで練習する。
今回は8分間という時間の縛りがある。
ワタクシはこの8分間の通し練習を合計で20回以上はやってる。
ママとムスメが寝静まった後のリビングで独演会の開催。
声を出してやっておくことも重要。
黙読と発声ではやっぱり違いがある。
結果的に何回やっても8分20秒程度に落ち着くようになった。
練習は裏切らない。
試験のプレゼンに限らないけど、パワポ作りのコツを一つ。
それは伝えたいこと・言いたいことのヒントを資料にちりばめておくこと。
資料を見て言わなければいけないことが自分で分かるようにする。
かと言って、全部書いてしまうとゴチャゴチャして見にくい資料になる。
『エッセンスを凝縮したスッキリした資料』が目指すべきところでございます。
んで、次に質疑応答の対策。
これは対策も何もあるかいなって感じ。
出来ることと言えば、想定される質問を事前に考えておくことくらい。
それ以外は自分の瞬発力を信じるしかない。
どちらにせよ、言いよどんだり、ごまかしたりはしない方がいい。
分からないなら分からないと言う。
その代わり、今後どうしていくかを言う。
常に『出来る人』をイメージして対応するしかない。
自分に自信をもって堂々と。
総合力
対策の最後として『総合力』の話をしよう。
この試験、当然ワタクシだけが受けるわけではございません。
同年代の連中が一緒に受ける。
そして、去年受けたことがある人もいる。
要は情報戦争なんだよ。分かるかね?
前回の雰囲気がどうだったのか。
誰がどういう質問をしてくるのか。
プレゼンは立ってするのか座ってするのか。
プレゼン時間はどの程度厳密に決められているのか。
などなど。
こういう情報があるかどうかで当然、準備や戦略は変わってくる。
裏リーマン的には、情報が取れるかどうかすら、試験のうちだと認識している。
情報を取ってこれるような人脈も作れないんじゃ昇格に値しないと思いませんか?
もちろん、相手を蹴落とすわけじゃないよ。
あくまで自分の参考になる情報を集めるってだけ。
人間、予想外のことには対処が遅れる。
予想しておけるかどうかが勝負の分かれ道。
裏リーマンは情報を取りに行く。
本音を言っておきます
さて、ここまで対策について語って参りました。
ワタクシ的には準備は万端でございます。
ここからはチラッとのぞく本音を言ってみたいと思います。
順番待ち?
正直、政治的背景で合格者が決まっている感も否めないんだよね。
あの部署は昇格者が多い とか、
あの部署は下がつっかえてるから上げなきゃいけない とか、
今年は本社から多めに昇格させろって言われてる とか
特に言われているのが『1回目は厳しい』ってこと。
ワタクシももちろん1回目。
ただ、一緒に受験する相手を見ると、勝てる見込みは十分ある。
でも順番待ちってことで自分の出来とは関係ないところで落とされる可能性は十分にある。
納得はいかないけどそれも会社ってもんだ。
逃げるわけにはいかない
とは言え、それを理由に落ちてもいいとは思わない。
なにせ年収100万円UPがかかってる。
簡単に諦めていい額じゃない。だからワタクシは全力投球でジンクスを覆しにいきます。
昇格よりも大切なこと
ここまで昇格試験についていろいろ言ってきましたが、試験について大切なことがあると思うのです。
1つはこの試験をストレスに感じてしまわないこと。
確かにどうしても多少のストレスは感じてしまう。
でも、基本的に『受験できる』ということだけで素晴らしいことじゃないか。ワタクシは受験までに8年かかってるわけで。
せっかくだから楽しもう。
実は一緒に試験を受ける連中は歳も近くて仲がいいやつが多い。
情報共有も積極的にするし、資料を見せ合ったりもする。
誰が有利だとか、この資料はいい!とか、みんなでワイワイやってる。
一種のお祭りなんだよな。
せっかくなんだからこの経験を楽しんだ方が今後のためにもなるだろってなもんです。
2つ目はその仲間たちと正々堂々と戦うこと。
今回戦う人たちは、試験が終わった後も一緒に仕事をしていく仲間たち。
だから誰かを陥れたり、出し抜いて昇格したりしたら自分にとっても不利益でしかない。
遺恨を残すような戦い方だけは絶対にしないように!
一緒に受験して絆を深めるという『北斗の拳』方式を推奨します。
さいごに
さて、結果はいかにというところです。
ワタクシも全く予想がつきませぬ。
政治的な噂では不利。でもTOEICの点数や仕事の実績で見ると勝機あり。
後は野となれ山となれ作戦で、とにかくやるべきことをやって当日を迎えよう。
今後、昇格の報告がなければ落ちたんだと察してください。
注目の発表は1ヵ月以上先ですけども。
年収100万UP、喉から手が出るほど欲しいのう。
今日はここまで。