FXSuitを使ったsaekinomao式スワップはなぜ高利回りか

お金
この記事は約9分で読めます。

 

よう。待たせたな。

本件担当のパパ主任研究員 ハードボイルドVer.だ。

 

 

今回もFXSuitを使ったsaekinomao式スワップについて解説してくぜ。

いろんな角度から物事を考えるってのは勉強になるしいいことだ。

 

俺の研究の成果を惜しげもなくシェアしてやるから楽しんでってくれ。

 

saekinomao式スワップについてよく分かってないヤツは先にまとめ記事を見てみてくれよな。

 

FXSuitを使ったsaekinomao式スワップ(3すくみ手法) まとめ
当研究所のキラーコンテンツ『FXSuitを使ったsaekinomao式スワップ(3すくみ手法)』のまとめページです。ここにsaekinomao式スワップの全てが詰まっています。

 

FXSuitとsaekinomao式スワップについて、ここ以上にまとまってるところは今のところ存在しないぜ。

よろしく頼む。

 

さて、今回はsaekinomao式スワップの高利回りについて検証してみるぞ。

高利回りっていうだけで3秒後には『詐欺だ!』って聞こえてきそうだな。

 

何度も言うが詐欺だと決めつけるのは簡単だが、根拠がなきゃ思考停止。

上からモノ言ってマウント取るのは結構だが知識の蓄積もないぞ。

 

十分判断できるだけの知識を持った識者に言われる分には受け入れるけどな。

 

さぁ早速本題に入る。

遅れずについてこい。

 

 

詐欺に使われる常套句

投資詐欺ってのは古今東西、大量にあるよな。

saekinomao式スワップと結び付けて語られることの多いサタンプロジェクトとかいうやつとかな。

これについてはまた別の機会に詳しくやろう。

 

投資詐欺には常套句ってもんがある。

この言葉が出てきた時点で、ある程度分かってる人なら『ん??』ってなるやつだな。

 

それが以下の2つだ。

 

① 元本保証

投資はリスクがあるのが当たり前だ。

相当な理由がない限り元本保証はない。

 

 

② 高利回り

通常、金融商品・投資商品の利回りは年利3%程度。

これを超えるものは怪しく感じる。

 

 

さぁ我らがFXSuitを使ったsaekinomao式スワップの場合はどうだ。

 

どちらも当てはまるよな。

 

さっき言った通り、だから『詐欺だ』というのは思考停止。

ちゃんと中身を確認してみるぜ。

 

元本保証について

前述の通り、通常 投資商品において元本保証はそうそうない。

ましてや高利回りともなれば絶対にあり得ない。

投資には必ずリスクがあるはずだ。

 

ところがsaekinomao式スワップでは事実上の元本保証となっている。

怪しいよな。

 

でも結論から言うと、俺はこの『元本保証』については全く問題ないと考えている。

 

元本保証があり得ないというのは、言い換えると

『売り手が客のリスクを背負ってくれることなんてあり得ない』

ってこと。

 

それに対し、今回のFXSuitを使ったsaekinomao式スワップは、投資『商品』あるいは金融『商品』ではない。

 

saekinomao氏が発見した(FXSuitが意図的に設定した?)スワップポイントのギャップを使った投資『手法』だ。

 

要は、売り手が元本保証と言っているわけではない。

と言うか、売り手が存在しない。

 

結果として元本が保証されるが、誰かが俺たちのリスクを肩代わりしてくれているわけではない。

 

3すくみによって為替レートの変動をキャンセルするという方法は、自分で注文を入れて実現する。

 

ここに第3者は全く関与しないので、この元本保証は全く問題なく成立する。

まぁ手数料くらいはマイナスになるけどな。

 

くどいようだがsaekinomao式スワップの元本保証についてもう一度まとめると、

 

 ・理論的にリスクゼロとなる3すくみによって元本が保証される

 ・第3者の関与がないため不審な点はない

 

ってとこだな。

元本保証については怪しさはゼロだろ。

 

 

 

 

高利回りについて

次に高利回りについてだ。

 

FXSuitを使ったsaekinomao式スワップは、月利15%を謳っている。

年利にすると180%だよ奥さん。

 

こっちは怪しい感じがプンプンするよな。

 

さっきも言った通り、通常の金融商品は年利3%程度だからかなりぶっ飛んだ利回りになっている。

じゃあなぜそうなるのか詳しく見てみるぞ。

 

これも結論から言うと、パパちゃん的には詐欺的な内容ではないと思うわ。

 

アメリカ政策金利とsaekinomao式スワップの利回りの関係

既に何度も解説している通り、saekinomao式スワップの利益の源泉は日々のスワップだ。

そしてスワップとは『通貨ペア間の政策金利差で決まる』というのが原則。

 

つまり、政策金利差を超えるような利回りになっていたとしたら詐欺の可能性は激高になる。

 

ラオウステージに入って1ゲーム目、2ゲーム目で連続2チェ引いた感じだな。

悪い。古いか。

 

そんなことは置いといて、現在アメリカの政策金利は年利2.0~2.5%だ。

100ドル持ってたら1年後に102~102.5ドルになるってこと。

 

それがなぜ年利180%にもなってしまうのか。

 

答えは『ハイレバレッジ』だ。

 

FXSuitはレバレッジ500倍までいける。

1万円入れておけば500万円まで取引可能ってことだな。

 

このレバレッジは海外FXではそう珍しい話ではない。

ここまではいいよな?

 

ここから細かい話になるぞ。

 

saekinomao式スワップでは、EURUSDを 1lot 売ることになる。

 

FXSuitは10万通貨が 1lot だ。

 

EURUSDを 1lot 売るってことは、10万ユーロ分のドルを買うってことと等しい。

 

今日(2019/7/17)のレートだと以下だ。

100,000ユーロ ≒ 112,000ドル ≒ 12,100,000円

 

つまり1,210万円分のドル持つことになる。

ここからは分かりやすいように円建てで考えていくぞ。

 

この時年利2.0~2.5%だといくらになるかって言うと、

 

12,100,000円×年利2.5%=302,500円/年

 

月にすると 302,500円÷12ヵ月=25,208円/月

 

アメリカの政策金利通りだとすると、2万5千円/月増えてもおかしくないってこと。

それだけ大量のドルを持ってるって話だな。

 

元金10万円で2万5千円増えるんだから月利25%だ。

 

事実として、

アメリカの政策金利+レバレッジ500倍の『月利25%』

に対して、

saekinomao式スワップはこれを超えない『月利15%』

である。

 

理論的に政策金利の利回りを超えることは絶対にあり得ないが、とりあえずそういう矛盾は起きていない。

 

だいぶ込み入ってややこしい話になってきた。

数字嫌いのみんな、大丈夫か?

 

悪いがもう一つ細かい話にいくぞ。

 

FXSuitのスワップポイントは異常か?

これは今まで言及していなかったんだが、すごく単純に考えると3すくみでは金利差による鞘取りってできないはずだと思うんだよな。

 

いきなり何を言い出すんだって思うかもしれないが、以下のように考えてみると理解できると思う。

 

簡易的に考えると、現在の各国の金利はこうなってる。

 日本 0%

 欧州 0%

 アメリカ 2.5%

 

ドルを持ってるとスワップがもらえるってことだ。

でもよく考えてみてくれ。

 

3すくみにするってことは、買った分と同量のドルを売らなきゃいけないだろ?

 

saekinomao式スワップの場合、具体的にはドル円を売る。

(ドルを売って円を買う)

 

FXをやってる人にとっては当たり前の話だが、マイナススワップってのがあるんだよ。

 

高金利のドルを売って低金利の日本円を買うから、逆に金利の差分を支払う必要がある。

 

日本と欧州の金利はともに0%。

ユーロ・ドル・円を同じだけ持ってる。

 

ドルを買ってもらえるスワップドルを売って支払うスワップは、イコールになるってのが自然に思えるよな。

 

 

ところが、FXSuitのスワップポイントはそうはなっていない。

 

2019/7/17現在のFXSuitのスワップポイントは以下だ。

 

 

これ、見方が少し複雑なんだよな。

実際に日本円で1日にいくらもらえるかは、表のスワップポイントを基に計算しないといけない。

MT4で情報を確認すると計算できるらしい。

 

詳しく知りたいヤツはここ↓を見てくれ。

非常に分かりやすいぞ。

 

【MT4 / 初心者FX】1日のスワップポイントの計算方法
先週末の記事「MT4でスワップポイントを確認する方法」に続き、今日は「1日のスワップポイントを算出する計算方法」について詳しくご案内していきます。

出典:海外FXお役立ちブログ

 

これを参考に、FXSuitのスワップを日本円に直したのがこれだ。

なお、USDJPYの lot はsaekinomao式スワップの考え方に沿ってEURUSDのレートとしている。(1.12lot)

この金額が1日当たりのスワップだ。

 

 

ユーロと円はともに金利0%のはずなのに、なぜ930円と381円の差が生まれるんだろうな。

怪しさを感じてしまう。

 

というわけでFXSuitが異常なのか普通なのかを調べるため、他のFX業者(国内3業者・海外3業者)と比較してみるぞ。

結果は以下のグラフだ。

 

※ FXSuitに合わせて10万通貨に統一
※ USDJPYは1.12lot

 

うーん。

なんか特別おかしいわけじゃないな。

 

他の業者と比べるとUSDJPYのスワップに少し乖離があるが、海外FXのAXIORYってとこよりはマシ。

 

ちなみに一応言っておくが、AXIORYってのがFXSuitに近いから選んできたわけではなく、海外FXの有名どころを調べて上から3つを持ってきただけだ。

他意はないぞ。

 

これを見ると、スワップってのは各証券会社が好きなようにイジリまくるのが普通みたいだな。

FXSuitのスワップポイントが異常なほど有利になっているってわけではない。

 

これを見てパパ主任研究員は思った。

意外なほどFXSuitがまともっぽいと。

 

まとめると以下だ。

 

FXSuitのスワップポイントは、他のFX業者と比較して異常と呼べるような値ではない。

 

さいごに

これは意外な感じで終わったでしょ。

そうでしょ。

 

俺も意外だった。

正直、もっとめちゃくちゃなことやってそうだと思ってたんだけど。

 

数字的にはけっこうまともだわ。

 

詐欺じゃないんじゃないかっていう期待が膨らむ結果になったぞ(笑)

悩ませるね、FXSuit。

 

出金の心配さえなければ。

それさえなければ誰にでもおススメ出来るのかもしれない。

 

出金の心配があるから全力おススメなんて到底できないけどな。

 

今回の記事を見て、もしチャレンジしたくなった猛者がいたら以下の記事を見てみてくれ。

完璧に解説してるからな。

 

404 NOT FOUND | 裏リーマンの人生EASY化研究所
元大手企業の敏腕サラリーマンが『パパ主任研究員』として日夜人生をEASY化することを研究しています。その研究結果を報告していくブログです。

 

ただし、懸念点についての記事もちゃんと読んで、リスクを確認してからな!

主任との約束だぞ!

 

さぁ悩める子羊たちよ。

大いに悩むがよい。

 

俺の様子を伺って静観するも良し。

身銭を投げ打って共にリスクの大海原へ冒険に出かけるも良し。

 

まだまだ楽しめそうだな。

 

じゃ、今日はここまで。