おう。
よく来たな。
パパ主任研究員ハードボイルドVer.だ。
今回、新シリーズを立ち上げることにしたぜ。
今までとはちょっと毛色の違う内容だからハードボイルドだ。
じゃあ早速行くぜ。乗り遅れんなよ。
2019年12月4日追記)
この投資からは脱出しました。
saekinomao氏のツイートから始まる物語
過去にこのブログでも紹介した@saekinoma02氏。
最初に取り上げた理由は、Twitterでプレゼント企画をしていたから。
要はプレゼントのアマギフが欲しかったという(笑)
その時の記事はこちら↓
※ 2019/6/27にアカウントが凍結して別アカウントなった。
(ご本人によるとDMのやりすぎが原因とのこと。)
前アカウントで行ってたアマギフプレゼント企画は本当に拡散したい内容を確実に拡散するためのフォロワー集めという意味合いが強かったと思う。
つまり、この企画の後に本命の何かがあるはず。
んで、来ましたよ本命が。
まぁ本命とかなんとかは俺が言っているだけなんだけどな(笑)
その本命(と俺が思ってるもの)ってのが『saekinomao式スワップ』。
パッと聞くと怪しげな儲け話なんだけど、怪しげだけでは片づけられないパワーがあるのでこの記事を書いておる。
正直、saekinomao氏と直接知り合いなわけでもないし、100%信用しているわけではない。
というわけで、当研究所でいろいろと検証してみたいと思う。
スワップ取引とは
まずスワップってのはFX用語だ。
残念ながら俺は株はやるけどFXはほぼ素人。
ってことで今から説明することはFXに詳しい人にとってはあたりまえ体操なので読み飛ばしてくれ。
あと、間違ってたら教えて(笑)
スワップについては楽天銀行のページなんかを参考にしてほしい。
そっちの方が早くて正確。ってか説明面倒。
出典:楽天銀行
で、スワップで利益を出そうと思うと金利の高い新興国通貨である
トルコリラ とか 南アフリカランド とか
と金利の低い日本円のペアを使うことが多い。
でもこれには問題がある。
当たり前だけど為替レートは変動する。
そして新興国通貨は基軸通貨に比べて変動の幅が大きい。
せっかくスワップをもらっても、通貨自体の価値が大きく下がってしまってはそっちの損の方が大きくなってしまう。
安定的に利益を稼ぎたいのに通貨安に怯えるというよく分からん状態。
安定してんだか危険なんだか、なんだかな。
簡単に言うとこう↓
スワップ取引のメリット
・ スワップは決まった額が確実にもらえるのでコツコツ貯められる
スワップ取引のデメリット
・ 通貨安になったらコツコツやったものが簡単に吹っ飛ぶ
一般的には『金利差を利用して決まった額をコツコツもらうスワップ取引は、通貨安のリスクを抱える』というわけだ。
saekinomao式スワップとは
この一般的なスワップ取引のメリットを生かし、デメリットを消すのが
saekinomao式スワップ。
どうだ?
怪しくて、でも気になるだろ?(笑)
でも中身を聞くと、根っからの理系脳で理屈っぽい俺も納得できるくらい論理的に正しいんだよ、コレ。
じゃあ説明するぞ。
と、思ったけど悪い、めんどい(笑)
先人が分かりやすく説明してくれているみたいなのでまずはこちらを見てくれ。
saekinomao氏公認。
【絶対見た方がいいスワップ取引】
— saekinomao (@saekinoma02) 2019年6月27日
フォロワーさんが書いてくれたブログですが、分かりやすく説明されているので。(再掲載)#FX #スワップ取引 #値動きリスク無し #月利15パーセントhttps://t.co/5edjp2vlpV
世界の基軸通貨である 米ドル・ユーロ・円 の3つの通貨使って3すくみと言われる状態を作るのが肝。
スワップ取引の基本である金利差については、
2019年6月現在、
・アメリカ:金利高い
・欧州:金利低い
・日本:金利低い
という関係になっている。
基本的には、米ドルの高い金利で儲けようということ。
ただ、ドル円やユーロドルなど通常の通貨のペアでは、前述したのと同様に刻々と為替レートが変動する。
これじゃダメやんけ、ということで3すくみ(じゃんけんの関係)。
リンク先で説明されていたじゃんけんの関係を使って、為替レートの影響をキャンセルしてしまうという方法でござる。
これが基本。
購入ロット数に関する考察
リンク先に補足してもう少し詳しく説明したいのが、購入するロット数の話。
saekinomao式スワップでは、以下のロット数で購入する。
・ユーロ円 : 1lot 買い
・ユーロドル : 1lot 売り
・ドル円 : ユーロドルのレートと同lot 売り
ユーロドルが1.13だとすれば、ドル円は 1.13lot買い となる。
この点、そういうもんなんだと思えばいいのかもしれないけど、やっぱり完全に理解しておきたいので噛み砕いてみるぞ。
3すくみのポイントは、3つの力を均衡させることにある。
死ぬほど単純に言うとこう↓
外貨預金だったらこれでいいんだけど、FXには通貨ペアの概念がある。
どちらかを売って、どちらかを買うってことだ。
つまり『買ったもの』と『売ったもの』の釣り合いを取るってこと。
saekinomao式スワップでは、以下のように売買を行う。
俺自身がFX素人だから分かりやすく整理してみた。
上の表を見ると、どの通貨も1回買って、1回売ってる。
やったね!3すくみ完成!めでたしめでたし。
とは、まだいかない。
どの通貨も1回ずつ登場するのはいいけど、その1回に売買する通貨の価値がそろってないからな。
上の表のようにユーロ円だけを他の通貨ペアよりも多めに買ってしまったら、ユーロ円の値動きの影響が大きすぎて3すくみにならない。
そこで冒頭のロット合わせが必要になるというわけ。
ユーロ円とユーロドルは単純に1lotの売買として、ドル円でロット合わせを行う。
実際にどうなるか考えてみる。(レートは2019/6/28のもの)
どうすれば完璧な3すくみになるか表を見ればすぐに分かる。
こうだ↓
単純にドル円を1lot売っただけだと、
買ったドル 1.137 ・ 売った円 122.633
に対して
売ったドル 1.000 ・ 買った円 107.825
になってしまう。
釣り合いが取れてねぇ!試合終了!
じゃあ何lot売ればいいかって、もう分かるよな?
もちろん 1.137lot 。
これで3すくみは完成した。
どの通貨も同量買って、同量売っているから為替レートがどれだけ変動しても損益の変動は起こらない。
一点注意が必要なのは、ロスカットで強制決済されてしまうほど一気にレートが変動した場合だ。
これは相当怖い。
回避するためには証拠金は十分に入れておいた方が良さそうだ。
さいごに
当研究所の検証の結果、saekinomao式スワップの理屈は間違っていないということが分かった。
この手法自体は詐欺でも何でもない。
ただの事実だ。
もう一度だけ『事実』を整理しておくぞ。
・スワップは証券会社が公表している額が『確実に』受け取れる
・スワップは各国の政策金利を基にして決まる
・日本・欧州に比べてアメリカの政策金利は高い
・3すくみを使えば為替レートの変動はキャンセルできる
ここまでは完璧。
ただ、まだ懸念点はある。
次回はその懸念点について説明してみるぞ。
楽しみに待っててくれ。
追記)
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じゃ、今日はここまで